新型Atomで、完全無音のベアボーン [PCパーツ]

ディラック製のベアボーンケース「SA3310」に、Intel純正のマザー「D510MO」ベアボーンが2月18日に発売されます。PCケースにファンが搭載されておらず、SSDを使えば、無音PCが完成するのが特徴だそうです。

搭載のCPUは、Atom D510(1.66GHz、デュアルコア、L2キャッシュ容量1MB、TDP 13W)でして、これも今年の1月に出ているものなので、相当新しいものでもあります。CPU以外のスペックは下記どおりです。

PCI×1
Mini-PCIe×1
DDR2-DIMM×2(最大4GB、シングルチャンネル動作)
「GMA3150」によるVGA機能
ギガビットイーサネット
6chサウンド
Serial ATA II×2
USB2.0(マザーには7つ分の余裕がありますが、ケースで制約があると思うので個数は不明)

カラーは「ホワイト:DIR-3310W/D510」と「ブラック:DIR-3310B/D510」の2つがリリースされ、価格は25,000円前後で登場します。

「Matrox G200」搭載のAtomマザー [PCパーツ]

Supermicroから、新型Atomを搭載したMini-ITXマザーボード「X7SPA-L」が発売されました。

これと似た型番で「X7SPA-H」というのが1月上旬に発売されていますが、今回発売されたのは、これの下位モデルだということです。

CPU:Atom D410(1.66GHz、シングルコア、L2キャッシュ512KB)
対応メモリ:DDR2-667 シングルチャンネル2スロット(最大4GB)
VGA:Intel GMA 3150(D-Sub15ピン)
サウンド:Intel ICH9チップセット
スロット:PCI-Express×16(×4動作)
ネットワーク:ギガビットLAN
ドライブ:S-ATA2×4 IDEなし FDDなし
価格:26,000円前後

これとは他にもう1つ発売されていて、「X7SPA-H」の上位モデル「X7SPA-HF」でして、基本ベースは「X7SPA-H」と同じで「Matrox G200eW」を加えて搭載しています。そのため、CPU統合のビデオ機能は使えなくなっているそうです。

CPU:Atom D510(1.66GHz、デュアルコア、L2キャッシュ512KB×2)
対応メモリ:DDR2-667 シングルチャンネル2スロット(最大4GB)
VGA:Matrox G200eW(D-Sub15ピン)
サウンド:Intel ICH9Rチップセット
スロット:PCI-Express×16(×4動作)
ネットワーク:ギガビットLAN×2ポート
ドライブ:S-ATA2×6 IDEなし FDDなし
価格:32,000円前後

どちらかというと、ホームサーバーやワークステーション向けに見えます。Mini-ITXでメインマシンを考えている人には、ちょっとオススメできないと思います。

製品情報「X7SPA-L」:http://www.supermicro.com/products/motherboard/ATOM/ICH9/X7SPA.cfm?typ=L

製品情報「X7SPA-HF」:http://www.supermicro.com/products/motherboard/ATOM/ICH9/X7SPA.cfm?typ=H&IPMI=Y

500Wで80PLUS GOLD認証済み [PCパーツ]

1月23日にENERMAXから、80PLUS GOLD認証を取得した電源が発売されました。
それだけなら、「ENERMAXの80PLUS GOLD認証を取得した電源」は1月9日にも出ている、と思われがちですが、驚くことに電源容量は500Wなのです。500Wながら80PLUS GOLD認証を取得というのは、かなり貴重です。

ENERMAXとしては新型の電源になるらしく、「PRO87+シリーズ」という名前になっています。

ENERMAXからは類似した名前で「MODU87+シリーズ」というのがあり、これが9日に出ている電源です。両者の違いは「MODU87+シリーズ」がケーブル着脱可能なプラグインタイプで、「PRO87+シリーズ」はケーブルが直出しになっているというだけです。内部構成は同じらしいです。

500Wなので、ハイエンドマシンには向いてませんが、電源である程度妥協できる人には向いているのではないでしょうか?ただ、妥協できる構成であっても、妥協できる値段ではなく、15,000円前後となっています。
これと同じ電源で600Wタイプも出ているそうで、こちらは18,000円前後ということです。(どっちも高額っぽい)

製品情報:http://www.enermax.com/home.php?fn=eng/product_a1_1_1&lv0=1&lv1=26&no=70

クーラーマスターのCenturion 5が?! [PCパーツ]

クーラーマスターの製品の中に、Centurion 5という、5年以上も人気が続いているPCケースがあります。PCパーツとしては、珍しいくらいのロングセラー商品ということもあって、自作ユーザーなら知る人も多いと思います。

そんなロングセラーが、フルモデルチェンジということで「Centurion 5 II」(型番:RC-502)を登場させました。
外観はあまり変わってない様にも見えますが、内部構成は随分と変わっていました。

まず目に付いたのは、電源がボトムレイアウトになっていたことでした。
また、ベイの数はそのままだったものの(十分でしたが)3.5インチベイの内の1つが、SSDの搭載を想定しているのか、専用マウンタが付属していて「2.5インチ×2」「1.8インチ×2/2.5インチ×1+1.8インチ×1」という構成も可能だということです(やる人いるのか?)
ファンの方は、フロントとリアに1つずつ搭載されていますが、自分でも多少拡張できるようで、排熱を気にする方にも使いやすい設計となっています。

拡張スペースは270mmということだったので、最新の高性能ビデオカードが載せれないのが残念でしたが、それさえ気にしなければ、これもロングセラー商品になる可能性はあります。
今回はブラックとシルバーの2色が用意されているそうで、価格の方は10,000円前後です。

製品情報:http://jp.coolermaster.com/products/product.php?language=jp&act=detail&tbcate=3428&id=8011

インテル製CPU「Clarkdale」 [PCパーツ]

ちょっとずつ復帰させます。
ということで、遅れながらも、明けましておめでとうございます!2010年もよろしくお願いいたします!

今年最初のお知らせは、もうお店に並んでいますが、インテル製のCPU「Clarkdale(クラークデル)」が発売されたことです。発表は8日でしたが、7日の時点で各お店は入荷済みという感じです。
内容は豊富で、「Core i5-670/661/660/650」「Core i3-540/530」「Pentium G6950」となっています。
位置付けとしては、Core2Duoの後継版という感じにも受けて取れますが。

今回の特徴としては、CPU側に製造プロセス45nmのGPU機能を内蔵、CPUコアの製造プロセスは初の32nmを採用ということで、全て物理コアは2つということでした。Core i5 600シリーズのみ、Hyper-Threadingをサポートするそうなので、論理コアは4つでTurbo Boostもサポートするそうです。

ただ、対応したマザーボードも限られているらしく、同時発売した「Intel H55 Express」「Intel H57 Express」「Intel Q57 Express」の3つが正式対応となっているようです。(P55マザーでも載せれますが、VGA機能は使えません)

価格の方は、幅が広いので実際に見ていただくしかないのですが、PentiumGで10,000円以下、「Core i5-670」で29,000円くらいになっています。

インテル公式サイト:http://www.intel.co.jp/index.htm#/ja_JP_01

エクストリームクーリングをお手軽に? [PCパーツ]

発売日は未定ですが、サイズから「エクストリームクーリングをお手軽の楽しむ」キット、「エクストリームクーリングカップ(仮称)」が登場するようです。

「エクストリームクーリング」といっても、ピンと来ない人が沢山いると思いますが、CPUを液体窒素やドライアイスを使って冷やすことでして、水冷の比ではない冷却能力を持っていて、究極のオーバークロックに使うものです。

今度出るという製品は、アルミと銅で出来た筒状の中に液体窒素やドライアイスを入れるもので、リテンションキットはインテル/AMD両方のソケットに対応させる予定です。

ドライアイスや液体窒素が容易に手に入るとは思えまえんが、そういう環境を持っている人であれば、お手軽に究極の冷却を楽しめるのではないでしょうか?価格の方も不明ですが、20,000円を越えることは無いと思います。(液体窒素やドライアイス代はバカになりませんが)

デモンストレーションが既に行われていたみたいで、「Phenom II X4 965 Black Edition」を液体窒素で冷やしながらオーバークロックをして、6.563GHzまで行き着いた実証例があります。

まだ正確な発売日や名称が決まってないためか、サイズのサイトにも情報が載っていませんので、今後の情報を待つしかなさそうです。

左右反転はパクりじゃない? [PCパーツ]

HISからオリジナルクーラーを採用したRadeon HD 5770搭載ビデオカード、「H577FM1GD」が発売されました。

オリジナルクーラーと聞いたので、どんな形をしているのかと思いきや、リファレンスモデルの2スロット仕様「卵型」のクーラーでした。
「これのどこがオリジナル?」と思ってよくよく見ると、通常の卵型のファンと左右が反対になっていました。左右反転で「オリジナル」言い切れるなら苦労しませんが、それを堂々とやってのけたHISには感心しました。

コアクロック:850MHz
メモリクロック:4800MHz
搭載メモリ:GDDR5 1GB
インターフェース:DVI-I、HDMI、DisplayPort

となっていますので、ほぼリファレンスと変わらない様子です。価格の方は18,000円前後です。

電源標準搭載の安価なMini-ITXケース [PCパーツ]

サイズから300W電源ユニットを搭載したMini-ITXケース「SCY-402-ITX-BK」が発売されました。

135(W)×236(D)×293(H)mmで重量が約2.65kgと、やや大きめでミニタワーを想像する感じでもあります。
色はブラックのみで、5インチのオープンベイと3.5インチのシャドウベイが1つずつ搭載されています。電源にはSFX規格の80mmファン仕様300Wモデルが搭載されているようです。

ケースファンはオプションで、フロントに80mm×1、リアに60mm×2が装着できるようになっています。また、拡張スロットは1つあり、フロントファンをつけていなければ、奥行きが約180mmまでの拡張カードが装着できます。

ケースといえばフロントI/Oですが、正面ではなく側面の方に搭載されていました。USB2.0×2、音声入出力端子(HD Audioのみ対応)、SDカードスロットおよびメモリスティックスロットという構成になっていました。
値段の方はハッキリしていませんが9,000円以内でも買えるところがあるようです。

そんなのあり?「GeForce GT 240」のファンレス [PCパーツ]

GeForce9600GTの後継なのに、性能が上がってるのか下がってるのか良く分からない「GeForce GT 240」。そんなミドルレンジモデルに、ZOTACがファンレスモデルをついに登場させました。
「GeForce GT 240 1GB ZONE Edition(型番:ZT-20404-20L)」で、「GeForce GT 240」としては、初のファンレス仕様となります。
ファンレスでもクーラーは要るので、2スロット使用タイプの、大きなクーラーが搭載されていますので、静穏化は実現されても、小型化というには次元が違う気もします。

主なスペックは以下の通りです。

コアクロック:550MHz
メモリクロック:790MHz
ビデオメモリ:DDR3/1GB
ブラケット部:VGA/DVI/HDMI

置いてる店は少ないようですが、11,000円前後でテにはいるかと思われます。

それに平行して、コアクロックを600MHz・メモリクロックを1000MHzにまで引き上げたオーバークロックモデル「GeForce GT 240 512MB AMP! Edition(型番:ZT-20405-10L)」というのも出ています。こちらは、DDR5/512MBという構成になっていて、価格は12,000円前後となっています。こちらはファンレスではありませんので悪しからず・・・。

製品情報(ファンレスモデル):http://pden.zotac.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_images.tpl&product_id=197&category_id=78&option=com_virtuemart&Itemid=1

製品情報(オーバークロック):http://pden.zotac.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_images.tpl&product_id=198&category_id=78&option=com_virtuemart&Itemid=1

「Radeon HD 5970」のOCモデル [PCパーツ]

発売されているはずなのに、在庫を全く見ない「Radeon HD 5970」。私もパッケージを写真で見たことしかありません。
そんな最中にSAPPHIREから、「HD5970 2G GDDR5 PCI-E DUAL DVI-I/MINI DP OC VERSION」という、やたらと名前の長いモデルが登場しました。そして当然のことながら、即日完売という結果に終わってます。

何が凄いのかというと、「Radeon HD 5970」は定格クロックが「コアクロック:725MHz」「メモリクロック:4000MHz」なのに対して、「コアクロック:735MHz」「メモリクロック:4040MHz」と、微量ながらもオーバークロックしているということです。
オーバークロック以外はリファレンスモデルと同じなのですが、「事実上最速」ということでもあり、ハイエンドユーザーによって短時間で完売ということになりました。
価格も大変に高く、おおよそで86,000円前後になっています。中の上くらいのビデオカードなら、4つか5つ買えそうです。

製品情報:http://www.sapphiretech.jp/products/hd-5900-pcie/sapphire-hd5970-2g-gddr5-pcie-dual-dvi-i-mini-dp-oc.html

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