iPhoneが中国でも発売決定 [その他]

中国のChina Unicomは8月28日、Apple と正式に契約を結んだことと、第4四半期に中国でiPhoneの販売が決定したことを発表しました。China Unicomとは、中国の大手通信事業者のことです。
China UnicomはAppleと2年に渡る交渉を続けた上での提携となっていたようです。

Appleとしても、China UnicomはChina Mobileという会社と中国でトップを争う移動体通信事業者であることと、中国では人口10億人中、7億人が携帯電話を使用していることから、利用者数の拡大が期待できると考えた結果なのかもしれません。

詳しいことは分かっていませんが、最初に出る端末は「iPhone 3G」の8GB モデルで、毎月27ドルのサービス契約が2年分付くということです。ただ、中国の規制によって、当面Wi-Fi機能が使用できないらしいです。

でも、中国で携帯電話における「iPhone」の商標権は、2004年に漢王科技が登録を済ませています。Appleがパソコンとソフトウェアでは、iPhoneの商標権を2003年に得ていたものの携帯電話では未取得だったところを突かれたようです。
Appleは2006年から異議を申し立てたものの、2009年3月に商標評審委員会は、漢王科技に商標権があることを認めたのです。

となれば、中国でiPhoneを発売するには、改名するか漢王科技の承諾を得る必要があります。
一応、行政訴訟を起こすことも可能ですが、少なくとも4~5年は必要になりますし、漢王科技が商標権を自主的に取り下げるとしても、3年程度必要となります。この点に置いてAppleはどう出るのでしょうか・・・?
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