米マイクロソフト、捨て身戦術 [パソコンソフト]

7月13日に米マイクロソフトは、統合ソフト「オフィス」次期製品の簡易版をインターネット経由で無償提供する戦略を発表しました。
無償提供することで、利用件数の拡大をテコに広告戦略と連動させるのが狙い。ネット広告で最大手グーグルが無償でOSを発表するなど、期待度の高まる中でユーザーの巻き返しを狙っていると思われます。

ただ、オフィスは売り上げの3割近くを占める主力製品だけに、減収リスクを冒すということは、やはり「捨て身戦術」と言わざるを得ないのではないでしょうか?
パッケージやOEMを買ったり、インストール済みのPCを買うなどして、ユーザーの拡大を進めていましたが、この無償提供がどの程度影響するのかは気になるところです。
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